歯ブラシは何を選んだらいいの?
名古屋駅前、めいよん歯科の渡邊です。
今回は歯ブラシのお話です。
健診、クリーニングにいらっしゃった方から
よく歯ブラシについて何を使ったらいいかと聞かれます。
材質、硬さ、大きさ、形状、様々な種類かあって、
どれを使ったらいいか迷ってしまいますよね。
まず材質
これはナイロン毛が一番です。
こだわった歯ブラシなどで馬の毛や豚の毛を使ったものがありますが、
天然由来の物は雑菌が繁殖しやすく、避けた方がいいです。
硬さに関しては
硬い、普通、柔らかいと種類がありますが、
硬いは汚れを落とす力が大きい反面、歯茎を傷つけたり歯の根本が
削れて知覚過敏になったり、避けた方がいいです。
柔らかいは歯茎に優しいですが、汚れを落とす力が弱く、
歯茎の手術をした後や、
歯周病の状態から歯科医院で薦められない限りは
選ばないほうがいです。
基本的には普通を選びましょう。
大きさは
ヘッドの部分が小さければ小さいほどいいです。
大きい方が早く磨けますが、歯の間や奥の方など
ブラシが届いていない所が多発します。
小さいヘッドは磨くのに時間がかかりますが、
小回りがきくのでお勧めです。
形状に関しては
色々な磨き方が提唱されていて、それぞれの磨き方に適した
形の歯ブラシがありますが、
基本となるスクラビング法で歯磨きする場合は
よくあるブラシの毛が長方形の形をしたものを選ぶといいです。
最後に、歯ブラシは安いもので構わないので1ヶ月に1回交換しましょう。
長い間使っていると雑菌が繁殖しやすいですし、ブラシもヘタってきて、汚れを落とす力が落ちてきます。
以上、歯ブラシ選びのお話でした。