なぜ歯石を取るのか
名駅すぐ、めいよん歯科院長の渡邊です。
しばらくblogをサボってしまっていましたが、
2025年2月にHPリニューアルを予定しており、
少しずつまた健診クリーニングの話をアップしていこうと思います。
今回は「何故クリーニングで歯石を取るか」です。
歯石と虫歯はあまり関係がなく、問題になってくるのは
歯周病との関係です。
歯石は歯に付いた汚れが唾液中のリンやカルシウムと
結合して出来た塊です。
歯石自体は歯周病を引き起こすものではありませんが、
歯石の表面は粗く汚れが付きやすくなります。
そして汚れ自体は歯周病を引き起こす歯周病菌の餌になるので、
歯石が付いた歯は歯周病になりやすい状態になっている
という事です。
その為、定期的なクリーニングで歯石を取っていると
歯周病が予防出来るというメカニズムなのです。