歯が沁みる!虫歯?
名古屋駅前の歯医者、めいよん歯科院長の渡邊です。
よく健診クリーニングでも治療で通われている方からも
虫歯が沁みるという訴えを聞きます。
統計をとっているわけではないので体感ですが、
沁みるという訴えの
7割が知覚過敏症、2割が虫歯、1割がその他
というところでしょうか。
実際の虫歯で沁みる場合、相当虫歯が進行しており、
歯の神経近くまで穴が開いていることが多いです。
かなり進行しない限り虫歯は症状を感じないことが多いです。
歯が沁みる方の大半は知覚過敏症といって、
色々な原因でエナメル質の下の象牙質が露出することで
冷たい、熱い、甘いものが沁みる症状です。
多くは歯の根元に起こります。
一番の原因は歯ブラシの当て方と歯ぎしりです。
横磨きで大きく強く動かしていると歯茎が削れ、
さらに露出した象牙質剥き出しの歯の根元は柔らかく、
歯自体も削れていきます。
どんどん削れていくとどんどん沁みるようになります。
また歯ぎしりは歯が揺さぶられることで根元にストレスがうまれ、
歯の根元が削れる、歯茎が下がるのを助長します。
知覚過敏症の予防方法は歯ブラシの当て方の改善、
歯ぎしりに対して夜間のマウスピース作成が対処法になります。
現在進行形で起きている知覚過敏症への対処としては
知覚過敏を抑える歯磨き粉を使用する、
歯医者さんで薬を塗ってもらう等が挙げられます。
ただ、実際に虫歯になっている場合もありますし、
対処法もその方に合わせたものがありますので、
歯が沁みる場合は是非ご相談ください。